心に思う良し無し事

良い時間を過ごせた

七月に二年程前から珈琲を家で淹れるようになったと書き込んだのだが、それはそもそも急に人嫌い症状になったのが原因だった。それまでは気の置けない仲間と集まってはワイワイ喋るのが好きだったのだが、どうも不眠が酷くなるにつれ人との関わりに疲れるよ…

珈琲道

二年ほど前から、また珈琲を淹れるようになった。それまでも毎日5〜6杯は飲んでいたのだが、きちんと豆を挽いて温度管理をした湯で時間通りにドリップするようになったのが二年前からである。巷では「サードウェーブ」と称した新しいスタイルの淹れ方、珈…

庭の花達

今年も蕾を付けてくれました。ヤマシャクヤク。残念なことに今年は三つのみ。去年の肥料が足りなかったのか。 この株は京都北山山系に広く自生している(いた?)花芯も白いタイプ。十年以上も前に広河原の台杉を見に行った折り、薮コキ中に足を滑らせて思わ…

ザゼンソウを見に行く

昨日からの寒気でちょっと心配だったのだが朝は何とか雨も上がり、去年から予定していたザゼンソウ(座禅草)の花を見にゆく。場所は滋賀県の最北部、余呉町中河内。7時に車で自宅を出て名神北陸と高速をひた走り、木之本ICを下りた時には9時半過ぎ。その…

春分の日2013の桜

午前中はなんとか空が持ちそうなので墓参に出かけた。先ずは家内方の現実家(婿養子なので)のほうからお参りをする。これが近所の山の中にある、独りで行くにはちょっと尻込みしそうな陰鬱な墓地である。カラスも群れをなして木に止まっており、ほとんどゲ…

今日はヒキコモリ決定

昨夜遅くに我が家の猫どもが騒いで目が覚めてしまい、そのまま読書で時間つぶし。導入剤しか飲んでないので途中に起こされるとつらい。まあ猫を恨むことも出来ないので諦めて夜明けまで読む。今読んでるのは「ポルポリーノ」。もうだいぶん前の作品で、作者…

縄文時代を垣間みる

縄文土器、特に土偶って素晴らしいと思いませんか。 土器は大きく分けて実用のものとそうじゃないものに分けられるのだそうですが、その非実用的な最たるのもが土偶だと思うんです。いったい何のために作られたのかさえ、未だにはっきりと分かっていない、そ…

偏愛的作家論

今朝,病院に向かう車のラジオが読書週間のことを伝えていました。そういえばAmazonから電子リーダーKindleも発売されて何やら今年の読書週間は「熱い」気がするんですが、どうでしょう。 というわけで、ふと僕が読書にのめり込むきっかけとなったことを書き…

懐かしの道具たち

うちの近所には管理釣り場があります。いわゆる川の砂利で区画を作ってその中に養殖をしたマス類を放って釣り客に釣らせるというところです。先日近所のオジサン仲間達が井戸端会議をしていて,久しぶりにそこへ行きましょうということになりました。みんな…

R-D1s 修理

といっても、ファインダー調整をしてみました。 エプソンがこんなカメラを作っていること自体あまり一般には知られていないとは思いますが、発売当時はライカMマウントが使える唯一のデジカメだったんです。お恥ずかしいですがカメラ暦だけは無意味に長い僕…

一休みの雨

先の台風17号がもたらした風で田んぼの稲が倒れたおかげで、先日より稲刈りをしています。今日も午後から刈ろうと思っていたんですが(午前中は絵画教室)朝から雨。教室は屋外スケッチ(二料山荘)を予定していたので、これは残念ながら急遽室内に変更し…

小さい秋み〜つけた♪

玄関に置いているヤマシャクヤクの実が今年も色付きました。 やはり季節は移ろいでいるんですね。

カメラ万歳

暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものですね。このところ急に涼しくなって何だか生き返った心地がします。暑さのためにオーバーヒートしていた脳味噌が再び活性化してくるのが分かるようです。 となるとまたぞろあれこれと動いたり考えたりしたくなって来る…

満身創痍

何しろ最近身体の調子が悪すぎて困ってます。 先ず心臓。これは僧帽弁閉塞不全症という、かの三笠宮殿下も先日手術された症状。易疲労性で痛みが出てくる。よって必然的に心拍数(脈拍数)を上げることが出来なくなりました。安全マージンを取らないといけな…

Trent1000

半夏生の六月晦日、夏越の祓を済ますと今年もいよいよ七月。慣用句になってしまった「あっというまに月日が過ぎる」ことをさらに実感する今日この頃である。なかでもこの七月は僕にとって誕生月なので余計にシミジミと思う。ただまあ科学的に検討してみると…

食べました

一日一食を通して一ヶ月近くになって、最近はそれが当たり前のようになり空腹感もさほど湧かないようになってきたというのに、昨日は今までの努力を灰燼と化すような食事三昧と相成ってしまった。予定として分かっていたから前日の夕食を粗食にして昨日の朝…

今年も咲いた

ヤマシャクヤク(山芍薬)は今年は四つ花をつけてくれた。ほんの数日だけに終わる儚い花だが、だからこその美しさを秘めている。京都北山の某所、杉木立の下。薄暗がりにぼうっと白く幻のように浮かんでいたこの花を見たとき、不意に脚がすくんでしまったこ…

楽しく奇妙な夜

一昨日に親しい友から高槻に来るから飲まないかと誘われ、昨日仕事が終わってから出かけてきた。阪急駅前の安酒屋の奥の席がいつもの溜まり場である。以前勤めていた会社のI先輩とデザイン(図案)をお願いしていたH氏と僕の三人で月に一度飲んでいるのであ…

吾唯足知

たしか、龍安寺の蹲踞(つくばい)にも吾唯足知とあったと覚えているが、この精神をまさに今心に留めておくべきだろう。 たとえば脱原発への動き。誤解を恐れずにいえば単に原発は怖いから反対でその代替エネルギーを探せというのであれば、去年の震災から何…

火遊び

といっても女性問題のことでは当然なく、本当の火を使って一日遊んだのである。 今日は伊吹山ヒルクラライム、舞洲クリテリウム等、自転車レースがあちこちで行われていた日だったのだが体調が今一つという(不眠に伴う突発睡眠)ことで残念だったけど参加を…

料理に目醒めたか

そんな大げさなことじゃないんだけど。 昆布とじゃこできっちりと出汁をとって味噌汁を作った。具には真鯛の切り身を入れた。臭みが出たらいけないと念のため一度別の鍋でサッと水炊きした。味噌は自家製に京都ほんだ味噌の白いのを合わせた。思うに具があっ…

金縛りの夜

11時過ぎにベッドに入って就寝前の読書はこれとばかしに澁澤龍彦(彦は人遍に彦が正しい)の幻想譚のなかに引き込まれているうちにいつの間にか寝入ってしまって、その読んだ本のせいか解らないが金縛りにあって今、なんとか正常に戻って一階のソファに座っ…

2011 12 31

今年一年、僕を生かせていただいた、またそうでないことも含めて、全て、感謝します。 有り難うございました。

2011 読書総括

日本文化の系譜 大久保喬樹 日本辺境論 内田 樹 天皇制批判の常識 小谷野 敦 知性の限界 高橋昌一郎 理性の限界 〃 英語と日本語のあいだ 菅原克也 生物と無生物のあいだ 福岡伸一 (再読) 日本語の古典 山口仲美 日本語の歴史 〃 葉隠(上 中 下) 和辻哲…

体調経過良好か

ブログその他で自分の体調のことを上げたことで各方面の方に心配をかけてしまった。誠に申し訳ないことと思っています。それと共に沢山の優しい言葉をかけて頂き、有り難いことと思っています。そこで皆さんのご心配を晴らすためにも、少し予後をお話しして…

今年は豊年 しかし

今年も稲刈りが始まった。刈ってみると今年は豊年である。平年16袋ほどのひとマチが20袋穫れた。このひとマチだけで充分飯米に余るから有り難いんだけど、先日の台風12号が稲を倒しまくってどうにも機械では駄目なので手で刈り取ったら、非常にしんど…

なかなか指が動かんのです

最近、またまたアップ気力なし状態が続いてしまい、数少ない来訪の方には詰まらないことになってしまっていました。申し訳ないことだと思っています。ただ、これも僕のペースですのでどうかご了承下さい。 と、まあアップしない間にもいろいろな事が当然あり…

久しぶりにオートバイの事など

と、題名は書いてみたものの先ずは日記から。7月25日(火) 事故から復帰以来、火曜日は手のリハビリを兼ねて(?)一日水彩画に充てている。午後からは十人余りの人に拙いながらも教えたりしている。この日も皆を引き連れて、京都、八瀬方面にスケッチを…

時が経つのは早いもので

最近ちょっと忙しくしていてブログを書く気力と時間がなかったりしたので、ここ最近の出来事を忘れないうちに羅列してみたいと思います。7月17日18日の連休は私の母校、高槻高校美術部OB会のスケッチ旅行だった。 もともと、このキャンプは高槻高校美術…

誕生日に思う

今日、七月十三日は私の誕生日である。五十三年前にこの世に生を受けたのである。朝の二時過ぎだったという。実家の寺のある近くの産院で生まれた。産婦人科ではない。つまり産婆さんの手によって取り上げられたのである。先日、実家に掃除に帰った時、箪笥…