食べました

一日一食を通して一ヶ月近くになって、最近はそれが当たり前のようになり空腹感もさほど湧かないようになってきたというのに、昨日は今までの努力を灰燼と化すような食事三昧と相成ってしまった。予定として分かっていたから前日の夕食を粗食にして昨日の朝食は当然抜きでことに挑んだのであるが。
反省を込めて、ここにメニューを晒してみたい。

先ずは昼食。僕の患者であり登山の師匠でもあるH氏とH氏が先日まで入院されていたところの看護学生女子二名の計四名で亀岡のフレンチレストランへ。

前菜。さすがに今の若い子達はさっそくスマホで写真を撮るんだな。僕も負けずにパチリ。

新タマネギのスープ。温かいスープだった。これは美味し。

鱸かなんかのソテーにホワイトソースが乗ってる。魚の脂がのっていて抜群だった。

亀岡牛の一品。こちらがメインなんだろうか。バルサミコベースのソース。美味い。

デザート。流行のマンゴーアイス。

ここは隠れた店で普通の住宅をレストランにしてある感じ。気をつけないと通り過ぎてしまう。

女の子達とH氏を送ってゆき、一旦帰宅。夕食は二十年来の友人夫妻との会食。千葉から来るので大阪らしいところと考えて新地のはずれに位置する「馬春楼」で馬肉三昧を楽しむことに。馬肉が特段大阪名物なのかというとそうでもなかろうが、ハリハリ鍋でこれを食するところに大阪を感じたので予約を取っておいた。また馬肉は別名「桜肉」とも呼ばれその色も然ることながら桜咲く頃に旬を迎えるところからもきているらしいので、まさに時は今だと思ったのである。

和風モダンな店の暖簾を潜って・・・

刺身盛り合わせ。どれも正直に美味い!中でも印象的だったのがたてがみ部分の肉。真っ白でいて決して淡白じゃないしっかりとした味。参りました。
球磨焼酎の米を瓶で注文して、三人(友人の奥さんは下戸)でグイグイ呑む。米焼酎と馬肉は 合う!

煮物。骨後と入っていたが柔らかくて大丈夫。角煮の馬版か。あっさりとして豚よりも美味い。

そして桜肉のハリハリ鍋。もう何も申すまい。
最後は定番の雑炊にしてもらう。
ご馳走さまでした。美味しゅうございました。

そして友人夫妻と別れてJRで帰ろうとしたのだが茨木駅で人身事故ありということで不通。阪急で帰った。

贅沢な一日だったがなんだか空腹感が懐かしく思うタクシーの中だった。

今日からまた一日一食の道再開。