時が経つのは早いもので

最近ちょっと忙しくしていてブログを書く気力と時間がなかったりしたので、ここ最近の出来事を忘れないうちに羅列してみたいと思います。

7月17日18日の連休は私の母校、高槻高校美術部OB会のスケッチ旅行だった。
もともと、このキャンプは高槻高校美術部OB会恒例になっており、十数年の歴史がある。今回は竹田城趾、竹田の旧街並をスケッチするという目的で出発した。
後輩の車に乗せてもらっての気楽な行程でした。
運転は後輩のM君。京都芸大卒業の現代日本画家の先鋭である。奥さんも日本画家という芸術夫婦なのである。助手席にお座りなのは当OB会の重鎮T氏である。絵画は専ら趣味で描いておられるようだが、その腕前は玄人そのもの。NTTの重責を無事勤め上げられ今は悠々自適、毎年数度は海外へスケッチを描かれに行っておられる。車は渋滞の中国道宝塚付近をなんとか脱出して一路、播丹自動車道へ。この日最初の目的地「生野銀山」に到着する。


その前に加西SAで昼食を済ましたのだがS先輩とT先輩が注文したメニューが良かった。タマネギの丸々素揚げにしてあり大変なボリュームなのである。僕は普通にカレーライスだったからちょっとしまったと後悔してしまった。
さていよいよ、生野銀山へ突入するのである。ここでもうお一人の参加者が到着され、わいわい元気に坑内散歩となった。ところが入ってびっくり。ものすごく空気が冷たいのである。入り口の寒暖計は14度程を差していた。内部は通年13度ほどで一定だそうである。半袖の腕を擦りながら何とか我慢して約1キロメートルの坑道を歩く。
ここへは何度か訪れているが、いつも思うことは、マネキンが奇妙に現代的だということである。中には明らかに西洋人の要望を供えたものもおり、そんな顔の奴らが江戸時代の薄い袷の着物に赤フン姿で登場するのであるから、真面目な展示なのか受け狙いなのか考えてしまうのである。

昔は本当に労働は過酷であったのだという事をこのイケメンマネキンは伝えてくれている。


いや〜真夏に冷たい経験をしました。

最後に売店で坑道で寝かせた焼酎があったので家内の土産に購入。そろそろ先を急ぐとのことで本日の宿泊地「さのう高原」へ走る。程なく現地に到着。


一同荷物を下ろしにかかるも、ここで今日のバーベキューが台無しになるのではないかという程の重大事が起こってしまった(笑)なんと、コテージのドアを開ける鍵が間違っていたのだ。と言うのはちょっとゴタゴタがあって、本来使用するはずの後輩Hさんの持ち物であるコテージが都合で使えず、代わりにHさんの友人のコテージを使用させてもらうことになったのだが掃除人が間違って鍵を持ち帰ってしまったらしい。管理棟に連絡を入れて、あわや二階の窓ガラスをぶち破る寸前のところで・・・・・待ったが掛かった。
なんと途中合流のT先輩がドアノブのあたりをゴチョゴチョしている。そして回りに居るものにクレジットカードを渡すようにいって、そいつを隙間に差し込むと 「カッチャン」と解錠成功である。やた〜。いろいろと特技をお持ちの方がおられるようで。
さあ、それからは男ばかりでせっせとバーベキューの仕込みに入るのである。

これはT先輩作「ひょうたんスピーカー」アンデスのお土産物を加工してipodで聴けるようにしてある。とてもキュートなので後ほど購入させていただきました。選曲もすごく良くてキャンプ気分盛り上がりである。ちなみにこのT先輩、元海上自衛隊員士官で潜水艦に乗務されていた。延べ潜水時間なんと五年半。

気持ちいいBGMの聞こえる中、男達は信じられない手際の良さで次々と下拵えをしてゆくのである。

その間、私は火をイコシていました。準備完了。

食材が並んできた。

いよいよパーティの始まりだ。

とはいえこの集まりに下品な話題は「ない」。いわゆるどんちゃん騒ぎ、大爆笑のあと花火をやって大盛り上がりてなことは一切ない。静かに時の話題を討論し、アルコールを飲む。しかしこういう紳士的なBBQもまた楽しいものである。(ちょっと私にはモノ足りんかったかも知れん)
涼しい林間に音楽が流れ、ポン酢で焼き肉を食し、獲れたての穴子を食し、初物の海苔を炙って食べ、タマネギの丸焼きを頬張り(これは美味い)最後は焼きそば。蛸飯。
夜が更けるまで話し込み、風呂に入って就寝。

翌日はいよいよ竹田城趾スケッチだったが生憎の雨。いや霧雨といったものだから身体が濡れるということはなかったが、スケッチは出来ない。でも上までは登ろうと言うことになって歩く。直登コースで10分程。


吹き渡る風が心地良かった。そのあと竹田旧街並に戻ってそれぞれ思い思いにスケッチをして帰宅。
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23日の土曜日は自転車の仲間と琵琶湖一周(北湖)を走ってきた。途中合流をいれて13名?という大人数、長大列車である。主催されたhさんは面識があるもののその他はk君sさんをのぞいてお初の方々ばかりでちょっと人見知りをしたが、順調にスタート。

台風6号の影響か、この日は暑いけれども清々しい。琵琶湖の風も心地良かった。

賤ガ岳の峠からの景色はいつ観てもいい。竹生島が可愛く見えている。

海津大崎付近。桜の頃も良いがこの季節の光や緑もまた良い。泳ぎたくなった。

風車村で一息。実はここまでで落車一名。k君であった。前車の後輪をハスったらしく大転倒であったが、本人曰く身体に別状はないとのことで一安心。肘や脚のズルムケ傷が痛々しいがその後も元気にペダルを踏んで、このあと京都まで自走して帰っていった。(実は後輪に振れがでて、ブレーキシューに当たりっぱなしで漕いでいたらしい。恐るべし脚力である)


お決まりの撮影ポイント、白鬚神社の鳥居だ。境内の手水場で頭から水をかぶらせていただいた。罰当たりだとは思ったのだがあまりの気持ち良さに何杯もかぶってしまった。神さん禰宜さん、お許し下さい。

4時40分頃米プラ帰着。8時間40分。ノンビリ休息していたわりには早く帰れた。一緒に走った方々とはもうすっかり仲間になっていた。楽しいビワイチだった。
帰宅後のビール、いと旨しだった。
(帰りの湖西道路での車の単独事故、大渋滞大迷惑で睡魔が襲って仕方なかった)

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そして昨日、24日。午後から夢工房で珈琲タイムを楽しんだ。いつものようにH氏、A氏らと共にこの国を憂慮した議論に花を咲かせ帰宅。ここで改めて言っておきますが私は理想空論の左ではありません。しかしロイヤリストの右でもない。「保守」なんです。

一旦帰って家内同伴でパーティへ。高槻中心に趣味のある大人が集うジャズナイトです。

都ホテル高槻の地下です。

ホテル支配人のレコードがショーケースを飾っています。

プロのジャズメン達による生演奏のなか、ワイワイがやがや、とびきりの中華とアルコールを楽しんだ。

家内も大喜び。お開きの10時はあっという間でした。