体調経過良好か

ブログその他で自分の体調のことを上げたことで各方面の方に心配をかけてしまった。誠に申し訳ないことと思っています。それと共に沢山の優しい言葉をかけて頂き、有り難いことと思っています。そこで皆さんのご心配を晴らすためにも、少し予後をお話ししておきます。
症状はほとんど緩解しました。これは昨日の点滴と服薬が一定の効果を現しているのだと思います。ということは脳外科的に診断してもらったことが間違いではなかったということですね。ただ僕の場合はそれが原因の全てではなく一部に過ぎない、他にも原因があることは確かなのです。
一つは睡眠障害による突発睡眠があるということ。いわゆる「寝落ち」状態になることがあるので、その軽いものが目眩、フラツキになっているのではないか。ただこれは来月詳しい検査をすることになっているので、そこで白黒がはっきりするだろう。
さて、今ひとつの原因はパキシルの離断症状としてのフラツキがあるんじゃないかということです。
パキシルとは抗鬱剤のひとつでSSRIというセロトニン代謝抑制剤で、比較的副作用が少ないこともあって広く処方されていると聞きます。僕も服用し始めて三年以上になるのですが、最近どうも効果が出なくなったようなんです。私感ですがパキシルによって鈍化、減少した僕の脳のセロトニン受容体がより多くのパキシルを必要とするようになったんじゃないかと思うのです。だからあたかも離断したときのような症状が現れている。パキシルの離断には数々の症状がでることがわかっていて、このビリッとするような感覚、浮遊感のような感じもそのひとつなんですね。
たまたまタイムリーなことに昨日届いた「新潮45」にパキシルについての記事があり、こんな推測を立ててみたのですが、もしそうであれば主治医に相談して、少々辛くても断薬しようと思っています。いや、実際はかなり辛いらしいのですが。
気が付けば、僕も薬物に依存している。すがる思いで服薬をしていた当時はそれも致し方ないことでしたが、あれから三年も続く服薬に最近疑問を持ち始めたのです。言い換えれば僕の鬱症状がそういう段階になったと言うことかも知れません。つまり回復基調になってきたのだと。もう薬はいらないよ、これからは自分を認知してゆこう、と身体(脳以外)が伝えてきた信号がこのフラツキかもしれない、そう思うのです。
もちろん、全ては信頼している主治医に相談して判断してもらいますが、何とか頑張ってみます。