お土産いただきました

昨日は休日。手頚の痛みで当分自転車は乗れないので、車をオープンにして京北町あたりまでスケッチしに出かけてきた。全くの自転車日和だというのに残念ではあるが。

周山から花背に向かう道沿いに大きな銀杏がある。勿論、中国原産の銀杏は我が国では自生していないのはご承知の通りである。つまり日本の銀杏は全て人間が手で植えたもので、この銀杏もこの地にある神社の入り口に聳えている。しかし銀杏という木が子供のころから大好きで、大木の樹形がよいのにはホレボレする。これが小金色に輝く姿は見飽きることがない。

と思って訪ねたのだがちょっとまだ早すぎたようで、葉っぱは樹冠は少し色付いたようだが全体に青々としていた。
仕方ないので近くの畑の畦にお邪魔して違う木をスケッチしていたら、その畑の持ち主であろう年配の女性がこちらへ来られ、お土産をくれるという。有り難く頂くと答えるとわざわざ一旦家に戻られて再び戻って来られた。

大根三本と白菜一玉。 嬉しい限りである。温情に心が温かくなった。

広河原から能見越えで久多へ出て、梅の木の明王院、下がって平、と風景素描を続け、途中越え大原と帰った。