坂本スケッチ


昨日、絵画仲間の方々と大津市の坂本へスケッチに行っきた。この地は古くから延暦寺の里坊が多く、山王社の総本宮日吉神社も鎮座し穴太衆による見事な石垣が残る歴史あるところである。当然その街並も魅力的なところが多くあり、各々自分の視線を決めて描く。素描で二枚程は描くつもりでいたのだが、なかなかお尻が上がらず一枚を少し彩色して終了。昼食は、味は一番電話は二番、店は角から三軒目(だったか?)の「鶴喜蕎麦」。
楽しい一日だった。ただ時間があっという間に過ぎてしまうのが悔しい。早くタブローにとりかかりたい気持ちを抑えつつ帰宅。高揚した気持ちに任せて一気に下絵を描いてみた。

ここで4Bの鉛筆を使ってしまったことに気付く。素描と違って水彩紙に鉛筆を使う場合、僕はHBを使っている。ほとんどコールドプレスなので紙面の凹凸に負けないようにしているからだ。仕方ない、もう一度書き直す。

全体にイエローオーカーをかけてこの日は終了。

今日は朝から仕事が詰まっていて忙しかったが休息時間に少しずつ描き込んでみる。

テーマは秋の街並み。秋の光線を表現してみたい(できるのか?)

ちなみにここが僕のアトリエ(笑)こんな感じで描いてます。


少しずつ陰影をつけてゆく。

相変わらず風景は苦手だ。だがこれも練習。遠近感、空気感に気をつけて。

寂しかったので別に描いておいた人物(買い物帰りのおばちゃん)を配置して筆を置いた。

こんな拙い絵を臆面もなくブログに晒すのはおこがましい限りなのだが、多いに自分の発奮材料となっているのも確かなことなので、皆さんのお目汚しと覚悟しながら今後も上げてゆくことをお許し願います。