サイコンにGPS

先日、「いいよねっと」から届いたGARMIN Edge705

GPSは使ってみると手放せなくなるんよね。プリントされた地図と決定的に違うのはGPSでは今自分がどこに立っているかを教えてくれるところで、これが有り難い。
地図は読めても立ち位置が分からん自分である。人はそれを方向音痴と呼ぶ。見知らぬ土地を彷徨うことに怖さは無いがさすがこれではいささか効率が悪すぎ。しかも自転車となると大変困ったことになったりする。疲労困憊してやっと登った峠が違ってた・・・もう即死やね。

そこで今まで自転車で遠出するときには同じくGARMIN社のColorado300をハンドルに付けていたのだが、これは元々トレッキング用に手に入れたものなので、自転車にはいかにも大きくかさ張るし、もうちょっとコンパクトなのだったらカッコもいいだろうし・・・という見栄えが一番的みたいな買い物で、ちょっとイチビリました。いやいやほんとはその機能の豊富さ、拡張性の良さもあって買ったんだと弁解するねんけどね。
今年はツールでチーム・ガーミンも導入してたし・・・

じゃ、いったいどうなん?それ。ということで

先ずはその大きさと画面

左がCATEYE V3 右がGARMIN Edge705 こう見るとV3がいかにコンパクトなのかが分かる。さすがCATEYE、コンパクトで美しい。だがそれが仇で表示部のディプレィが小さく、おっちゃんの私にはちと見にくい時があったのだが、Edge705は画面が大きく、見やすい。しかもトレーニング時、画面内の情報の数と内容を任意に設定でき、簡単にしたいなら平均速度、経過時間、ケイデンスくらいにして非常にすっきりと、また現在時刻、心拍ゾーン等も加えて細かく見ることも可能。画面が自分好みにカスタマイズできる。


どちらかというと大きさはColorado300(右端)に近くやや大振り。しかしリチウムイオン電池のおかげで薄く軽い(本体約110g).Colorado300は単三乾電池二本の分が大きいので、自転車に付けるにはここらが最大だろう。ちなみに一回の充電で約15時間持つらしい。泊まりのロングライドでは充電器持参だな。電池交換式にしてほしかったところ。

面白いのはCATEYEのと形が真逆になった送信部でアームが後輪の回転をとらえる仕様。ここで発見。CATEYEの後輪スポーク用磁石とクランク用磁石とEdge705のものは全く同じものと言っていい。邪魔臭いのでそのまま取り付けたらあっさり受信。

機能は

これが素晴らしい。先ずトレーニングモードには時間と距離、時間とスピード、距離とスピードの「シンプルトレーニング」、距離と休息時間、距離と休息距離時間と休息時間、時間と休息距離の「インターバルトレーニング」、すべて任意で設定する「上級トレーニング」があり、細かい練習管理をしてくれる。個人のぷフィールを入力する事で心拍ゾーンの決定も自動。ルートを入力すればバーチャルパートナーが場面上に現れて競り合ってくれる。GPSがスタート地点を覚えるから、その場所に来ると自動的にカウントが始まる。だからウォームアップはスタート地点周囲をぐるぐる走っておこなえばよいやろね。便利や。

そして何よりなのは帰宅後、PC上でそれらのデータが管理できる。滑らかな折れ線グラフで心拍、ケイデンス、スピード、斜度、等々。そしてそのコースを詳細地図上に見せてくれるのだ。しかもGoogle Earthに繋がるので一瞬でGoogle Earth上でも見る事ができるのだ。これが結構感動する。
どこまで進化するねん、サイコンは。
ちなみに、通信がANT+Sportsの規格であれば今後パワーメータも読み込める。なにやらペダル軸に組み込むタイプのパワーメーターが発売になるらしいがこれも接続可よね。
ま、選手や無いんやからそこまでは要らんけど。

ナビゲーションはどうなん?

搭載チップがStarⅡ、これはColorado300と同じで非常に高精度。なみのカーナビは足元にも及ばん高性能。ストレス無しにナビゲートしてくれる。今までのGPSは静止していると方向が分からなくなるという欠点があったんだけどこれは磁気検知ですんなりと知らせてくれる。これは衛星ロスト時に非常に有効やね。地図画面も見やすくて奇麗。


さてさて結果は如何に。
次は実測結果をお伝えします。