まるで真夏のような暑さが続いている。12日に自転車で淡路島一周を果たす。

七月十日(金)
曇。早朝降ったらしい。庭がかなり濡れていた。夕べ夜半に歯痛強烈に起こる。三時半頃なり。以来一睡も出来ず。
そのため午後に少し時間が出来たが自転車には乗らず。腹筋のみする。
家内午後九時過ぎに帰宅。母の介護だけで良いものを娘の所へ寄って掃除等したらしい。放って置けば良いものをそれがもとで疲れたといって不機嫌な様子である。口数が極端に減るのが証拠で、返事もぶっきらぼう。全くいいとばっちりである。さっさと洗い物をして寝る(私が食器洗い担当のため)。

七月十一日(土)
午後からは暇になる。昼過ぎから自転車に乗る。

林間の道は涼しい

亀岡の穴太寺まで行くやH氏よりメールあり。
そういえば十八日の信州キャンプに使うダッジオーブンをH氏より預かることになっていたのを思い出し、大急ぎで帰宅する。
シャワーを浴びて久しぶりのSLKで生駒に向かう。しかしこの日は枚方から向こうが何故か大渋滞で夢工房に着いたのが六時を回っていた。一時間四十分以上もかかるとは。自転車漕ぐより辛し。しかも残念な事に件のダッジオーブン、何とひびが入っている事が判明し使用不可なり。H氏の落胆計無し。鶏の丸焼きが泡沫となる。

七月十二日(日)
午後から晴天。非常に暑し。
自転車のコミュニティで淡路島一周をするというので参加させてもらう。

七時、明石海峡を渡る

総勢八名なり

今回こちらの非常に美しい自転車が走り初めである。戦闘的フォルムなり。
しかも持ち主が非常に速い。

オートバイでは何度も走る、覚えのある道だがこれだけ起伏があるとは気付かず。特に南淡は峠が多く辛い。
昼食予定の福良までの道を地元のゲートボール老人達に尋ねるに、事も無げに指差す道の激坂だったことは暫く忘れまい。
午飯は名物穴子丼に蛸飯、この蛸飯は数が足りず一つだけ小ぶりな物があり私が頂く。無料なり。

最南端の道の駅にて暫し休息。雑談。この先の展望台までは行く気力無し。

再び今来た道を登り返す。
画像には小さいが速い人達の後姿が見えるのだが・・・

振り返ると鳴門海峡大橋の姿が揺らいで見える

コンビニにて休憩。ここまで来れば後は比較的平坦路なり
もう一踏ん張り

サンセットラインをひた走り(画像はK氏より拝借)

何とか明るいうちにゴールす。しかし、まさかではあるがゴール直前、まさに最後の信号で左足全体が攣る。仕方がないのでその場で暫し休む。やっとの思いであった。


辛くて楽しい一日であった。しかし速い人には付いてゆけん。精進あるのみか。
因みに、最後道の駅で強風吹く。K氏が倒され負傷す。自転車ごと吹き飛ばすような猛風なり。