夏期休暇

月曜日から今年の夏期休暇をとっています。所謂、盆休み。休み前から墓参は済ませて先週の土曜日にはお寺さんにも来ていただいてたので、翌日曜日早朝には実父の供養に大谷祖廟へも足を運んできました。そもそも浄土真宗においては先祖供養というものはないのですが(歎異抄に曰く)やはり凡夫には教義のみに生きることが寂しいもので、手を合わせているうちに父の顔が偲ばれてきたりします。
ということで今年はさっさとすることを済ませてしまったので、のんびりとした休みになりそうだと思っていた矢先、月曜、今日と早朝から天気が大荒れで落雷と記録的豪雨となり楽しみにしていた自転車の朝練はできず、仕方ないので虚しく空を見上げながら文庫本を片手にごろ寝を決め込んでいました。読んでいるものは半藤一利「日本のいちばん長い日」。毎年という程ではないにしろこの時期になるとよく読んでいます。そして目覚めたらお昼前というだらしなさで時間を贅沢に過ごし、幸い昨日は日中天気が回復したので午後遅くからスケッチでもしにゆくかと出かけてきました。
以前より気になっていた五條市新町が行く先です。途中、大阪狭山市シマノ焙煎工房に立ち寄って珈琲豆も二種類買い込みました。現地に着いた時には丁度5時。陽が傾いて旧い街並が良い感じの陰影を表していましたが、道が狭いわりに交通量が多くスケッチがしづらくおまけに蒸し暑いので、小さな紙に走り書きをするだけに留めて帰りました。遠くまで来て殆ど何もしなかったということになりますが案外得心しました。さすがに帰り道には眠気に勝てずコンビニで熟睡してしまいましたが。

今日は畑で穫れたカボチャがあったのでそいつを鉛筆デッサン。

まだまだ途中ですが目が疲れたので本日はここまで。明日、気が向いたらこの続きを描こうと思っています。